伝統工芸作品見学施設

石川県立美術館

工芸王国石川の美術館にふさわしく、国宝「色絵雉香炉」をばじめ、古九谷から再興九谷の傑作の数々や、石川県ゆかりの美術・工芸品が常設展示されています。四季それぞれに趣を漂わせる周辺の風景もすばらしく、散策を是非にとお薦め致します。

石川県立伝統産業工芸館

伝統工芸の世界を一堂に展示する、工芸に興味ある人々必見の場所。原材料から製作道具、製作工程が一目でわかるように展示されています。作品も展示され、参考までに価格表示されているところが、実用的資料としても楽しめると評判です。

金沢市立中村記念美術館

金沢の老舗酒蔵の当主であった故中村栄俊氏から、金沢市に寄贈された収蔵品を中心にした美術館です。
集められたものは茶道具全般におよび、その後金沢市によって加えられた作品と合わせて、金沢にふさわしい茶道の総合美術館となっています。

成巽閣

加賀藩主第13代前田斉泰が、母堂真龍院の隠居所として造営した建物です。建物、庭園の素晴らしさとともに、生活に使われていた道具類に注目してご覧ください。

財団法人金沢卯辰山工芸工房

 

金沢市立安江金箔工芸館

 

日機装(株)宗桂会館

3代続いた加賀象嵌の名工・山川孝次氏の二代目の孫にあたる、日機装(株)会長・音桂二郎氏が設立した、加賀象眼の技を守り発展させたいという願いのこもった会館で、3代の作品、現代作家の作品、用具、工程解説等展示されて加賀象眼の全てが理解できます。

大樋美術館

裏千家始祖・仙 千宗室とともに金沢に招かれた初代大樋長左衛門から、現10代長左衛門まで、大樋家は窯元として330年以上に渡り茶道文化に深く関わってきました。金沢そぞろ歩きに、独特の飴色を持つ大樋焼歴代の名品を見ることをお勧めします。

藩老本多蔵品館

旧加賀藩、筆頭家老であった本多家歴代の秘蔵品を展示しています。5万石の知行高の威光が伝わる備前国兼光の太刀を始めとする武具類、陣立装具、衣装類には目を見張るものがあります。各種工芸品、書画の逸品も展示されています。

金沢里山工房交流連絡会ギャラリー北金沢

金沢市の北部山麓に点在して制作する、陶芸・ガラス・染め・和紙・漆芸等の作家たち30人ほどのグループの作品展示・販売所です。

諸江屋落雁文庫

菓子処金沢の老舗菓子店が、得意の落雁製造関係資料をはじめ、古文書・菓子器等を収集展示していて、金沢情緒にあふれています。

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